ミャンマーから!インターンシップが来ます

先日11日~13日にかけて3ヶ月ぶりにミャンマーへ訪問しました。

雨季のヤンゴンはねっとりとした暑さで、ちょうど涼しい札幌とは真逆の気候です。到着は20:00を過ぎていたこともあり、寄り道せず空港でタクシーを拾ってホテルへ。「エアコンをつけてくれ」という要望もむなしく、ドライバーは笑顔で窓を開けてくれるのでした。

 

今回、ミャンマーに訪問した目的は、観光インターンシップのオリエンテーションです。ミャンマー国内の大学から15名の学生さんを募集し、北海道内の事業所へご紹介させていただいております。インターンシップでは日本の「おもてなし」サービスを実際にミャンマーの学生に学んでいただき、今後の就職活動やキャリア形成に活かしていただくことを目的にしています。

 

訪問先の国立大学「National Management Degree College」では49名の応募者の方に参加していただきました。ミャンマーでこういったオリエンテーションを開催すると毎回思うことですが、本当に皆さん熱心に話をきくのです。異国の地でトライしたいという冒険心は日本人も見習わないといけませんね。

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社員紹介 PART1

สวัสดีค่ะ

はじめまして!来月からミャンマーの現地法人 POLESTAR KAIGO SERVICE で勤務いたします、片岡 希望(のぞみ)です。

生まれも育ちも 福岡県。

初めて福岡を出た行先は、微笑みの国と言われるタイランド。

2017年3月に帰ってきたのも束の間、次はミャンマーに行きます!

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これまでの経歴

大学で社会福祉について学び、社会福祉士国家試験合格。

その後、約6年、地元福岡の介護老人保健施設で支援相談員として勤務。

27歳の時、中学生の頃からの夢だった”青年海外協力隊”に応募する。なんと!初めての応募で合格。

2015年3月から2年間、タイ王国 コンケン県 高齢者福祉開発センターでソーシャルワーカーとして活動する。主な活動は高齢者への健康指導、病気の啓蒙活動、配属先ソーシャルワーカーのサポート。元々タイが大好き。初のイサーン地方。イサーン料理にはまり、いつもカオニャオ(もち米)を手でコネコネする毎日。

現在は札幌の本社で、ミャンマー渡航に向けての準備に取り組んでいます。

なぜ、ミャンマーなのか

海外には旅行で度々行っていました。しかし、青年海外協力隊の2年間は全く違うモノでした。毎日一緒に過ごすのは現地の人々、タイ語しか通じない環境、気付いたら裸足で生活してたり、、、悔し涙を流し、喜んで、悲しんで、愛情を感じる毎日でした。結果、どっぷり東南アジアにはまってしまいました。

東南アジアの高齢化問題は待ったなしの状況です。この高齢者分野で、“日本と東南アジアの懸け橋”となるような仕事、タイで重要性を実感した“人材育成に関わる仕事”に従事したい!と、帰国後のことについて考えていた頃、ミャンマー旅行へ。

そこで待っていたのは、パワフルな国、人びと。私はミャンマーに惚れました。

今後の経済発展に伴い、ミャンマーも他の東南アジア諸国同様、日本より速いスピードで高齢社会になるといわれています。

長らく続いた軍事政権の影響で、海外からの公的な支援は他の国と比べると行き届いてないのが現状です。

ここに住みたい。ここで起きる高齢化問題の解決に少しでも貢献できる仕事がしたい。

まだまだ、手探りの状況ですが、ミャンマー国そして、日本の高齢者の方々に少しでもお役に立てる様、一生懸命頑張ります!

ミャンマー健康スポーツ省ご一行が北海道を訪問されました。

皆さんミンガラバー

5月29日よりミャンマー健康スポーツ省総局長ほか4名様が当社招聘のもと、北海道を訪問いたしました。ミャンマー国内でのケアギバーの人材育成制度を構築することが目的のスタディツアーです。

到着後はNHK取材を受け…

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当社の介護施設を視察し…

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社内で勉強会を行い…

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北海道内の様々な施設様を訪問させていただきました。

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日本の介護制度を深く学ばれ、皆さまご帰国されました。充実した視察旅行となり、日本をモデルにミャンマーのケアギバー人材育成制度が構築されていくようです。高齢社会の深刻化が謳われておりますが、介護先進国である日本が世界の高齢化問題を積極的に解決する姿勢が問われているのではないでしょうか。

みずほ情報総研様調査事業報告書に掲載されました

こんにちは!

さくら開花前線も北上していますが、札幌の開花宣言予想では4月29日となっているようですね。北海道では桜の開花が、大型連休と重なるのです。

 

みずほ情報総研様より、平成28年度老人保健健康増進等事業として切迫した政策課題となっている様々な事例の検討がされました。 その中の「介護サービス等の国際展開に関する調査研究事業」報告書にて、日本の介護サービス 等の海外進出概要として弊社の取り組みをご紹介して頂きました。

 

「介護サービス等の国際展開に関する調査研究事業報告書」

https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/pdf/mhlw_kaigo2017_05.pdf

海外事業についても、新たな取り組みが進んでいます。
皆様のご期待に沿えるよう、これからも邁進してまいります。

新年あけましておめでとうございます。

ミンガラバー

新年あけましておめでとうございます。

こちらは相変わらず夏のような気候で、新年の特別な催しなども少ないので「年明けたなぁ~」という感じは全くありません。ミャンマー企業は4月の水祭りシーズンに長期休みに入るので、年末年始は平常通りの運転です。

 

ミャンマーは2016年、大きな動きがありました。

・アメリカの経済制裁解除

・イオン1号店のオープン

・国内線新ターミナルのオープン

・日本からの8000億円の援助

・キリン一番搾りの発売

 

 

・過熱化する紛争・宗教問題

・バガン近郊で発生した地震  などなど

 

日本にいると気に留めることはないようなニュースかもしれませんが、

国際的には注目される内容も多いです。

百聞は一見にしかず、興味ある方は実際にミャンマーを訪れてみてはいかがでしょうか。

 

本年もよろしくお願いいたします。

ミャンマービザ申請費用が値上げへ【第9回】

ミンガラバ~

 

今年も早いもので12月になりました。日本は寒さが厳しくなってきている頃でしょうか。ミャンマーもちょうど今が冬にあたり、ヤンゴンは空気がカラっとして過ごしやすい気候が続いています(といっても最高気温は30度以上ありますが…)。

 

さて、2016年12月2日よりミャンマー入国ビザの料金が大幅値上げとなりました。ビジネスビザの1年マルチは24,000円から63,700円への値上げで、これは世界共通の料金となります。今回の値上げでは、駐在者のよく知る「70日ルール」が撤廃され、長期滞在者は今までのように2ヶ月ごとに近隣国へ出国する必要がなくなったようです。ですので、長期で滞在される方にとっては負担が少なくなり、観光目的や頻繁に日本とミャンマーを行き来する方にとっては負担が大きくなります。

 

この値上げの通達も、さすがミャンマーと言いますか、当然のごとく値上げ当日の発表でした。この圧倒的直前対応に驚いていては、ミャンマーで生きていくことはできません。ヤンゴンからネピドーに首都が移管されたときも多くの国民は新聞で当日知ったそうです。日本で例えるなら、朝起きたら首都が東京から愛知あたりに変わっていたという感じでしょうか。まあそれはいいとして、大使館や入国管理局も混乱が極まっており、通常よりもビザの取得に時間がかかっているようなので、VISA申請はお早めにお済ませください。

世界三大仏教遺跡のバガンへ【第8回】

バガンは壮大な遺跡でした。広大な土地に点在し、森林の中から覗かせる煉瓦造りの仏塔は、ヤンゴンの喧騒から切り離され、静かに時が刻まれるのを待っているようです。これらは「ラピュタの空中都市が現実の世界に広がっていた」そんなイメージも想起させます。皆さんは、ミャンマーが誇る世界三大仏教遺跡の一つ、バガンをご存じですか。私は先日初めて訪れ、景色に圧倒されてしまいました。

 

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バガン遺跡に林立する仏塔の数は3000を超え、その多くが11世紀から13世紀にかけて建てられました。その建築方法はずっと解明されていないままでしたが、経済開放と民主化が進んだ近年になって初めて、調査が進んできています。
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また、バガンはユネスコの世界遺産に登録されていません。ミャンマー政府がバガンを世界遺産に登録しようと試みておりましたが、以下の理由で登録が認められませんでした。

・電飾を使った仏像の装飾
・近代的な建材を使用した仏塔の修復
・展望台
・ゴルフコース

私はこれらに関しては気になりませんでしたが、仏塔の中にホウキやゴミ箱が目に見えるところに置かれていて、生活感を感じさせることもありました(笑)こういった点はぜひ改善してほしいですね!バガンはヤンゴンから飛行機で1時間半程度で到着しますので、ミャンマーに来た際はぜひ立ち寄りください。

 
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開発途上国の活動で大切なこと 【ミャンマー第7回】

ミンガラバー

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか。私は現地ローカルスタッフからもらった観葉植物を枯らしてしまいました。ヤンゴンの日差しに耐え切れず、たった1日足らずでカラカラになってしまったのです。その挙句、カラカラ葉っぱも半分くらいハトに食べられてしまいました…。

 

さて、こちら読んでくださっている人の中には、海外に出て世の中をよくしようと考えている人もいるかと思います。

ミャンマーに限らずあらゆる開発国で仕事をするにあたって、全ての渡航者が必ず守らなければいけない大切なこと一つがあるので書きます。

 

大切なこと…

それは、とにかく安全管理を徹底することです。

裏返すと、開発途上国で死んではいけないということになります。

 

その理由は、あなたが死んだら家族や友達が悲しむからということではありません。開発国には、JICA、ユニセフ、国際連合をはじめとする大型の国際機関をはじめ、数十から数百を超えるNGOが援助活動を行っています。もし、あなたが途上国で亡くなってしまった場合(とくに、安易に危険地域に足を踏み入れ、紛争に巻き込まれるなどした場合)、外務省がその国で活動を行うことは危険だと判断し、国際機関の活動が縮小します。

先日安倍首相がミャンマーに8000億円投資するというニュースがでていましたが、ODA案件には数億円以上のコストをかけ、何年も継続している案件もあります。外国人一人が亡くなることによってそれらがストップし、その恩恵を受けていた途上国の人々の生活が脅かされてしまうのです。

 

というわけで、知識や経験のない人間が、興味本位に危険地に行くのはやめましょう。開発途上国では、安全管理やその国の危険情報に気を配り、あなた自身が安全に生活することが大切です。

【海外インターン】第1回 海外インターンシップ生受け入れ

みなさんこんにちは!本社管理部勤務の小林といいます。急ではありますが、みなさんは外国の方々と関わったことはありますでしょうか?当社では10月より3か月間、海外インターンシップ生を受け入れることになりましたので、今後当ブログにて紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

さくらに来ているインターンシップ生はインドネシアから来ました、とても親しみやすいティアン(Muhammad Hartryan)さんと、ベトナムから来ました、元気で笑顔が素敵なリン(Dien Thi Ngoc linh)さんのお二人です。

ティアンさんはインドネシアのトップ大学である、国立インドネシア大学で経営学を専攻している大学3年生です。小学生と高校生時代を大阪と東北で過ごしており、日本語はA判定を持っています。

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 ティアンさん

 

 

リンさんはベトナムのホーチミン市法科大学で経営管理を専攻しており、今年卒業しています。日本語はB+判定で、ベトナム語、日本語の他にも英語、中国語を話すことができ、TOEIC910点を持っています。リンさんは世界中の人と出会ったり、グローバルな企業で働くチャンスを得るために、日本語を含め様々な言語を学んできたそうです。

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リンさん

 

 

次回はインターンの受け入れを行うことになった経緯やインドネシア、ベトナムの紹介をしていきたいと思います。お楽しみに!!

 

第6回「ニュースいろいろ」

ミンガラネネキンバー(おはようございます)

11月1日からアウンサンスーチーさんが来日し、安倍首相が今後5年で8000億円の支援を表明したことが話題になっていますね。8000億円とは金額が大きすぎるのでなかなか想像しづらいので調べてみると、日本のODA総支出がおよそ年間1兆円で推移しているようです。そして二国間援助の上位3ヵ国を調べてみるとこのような数字でした。

(2014年度二国間援助総額計)

ベトナム    約1900億円

インド     約1450億円

インドネシア   約570億円

ミャンマーに対しては5年で8000億円の支援するということなので、年間1600億円。こう考えるとODA二国間援助で最も金額の多いベトナム・インドに匹敵する金額のようですね。日本政府としてもミャンマー支援を重視する路線を明確に打ち出したわけなので、ミャンマー駐在者としては民間企業も続いてくれると嬉しいですね!アメリカの経済制裁解除の影響もあって新会社法の制定も進んでおりますし、ミャンマーのビジネス環境は大幅に改善される見通しですよ~。

 

さて、ちょっと笑ってしまったニュースをご紹介。

短いのでミャンマージャポン10月22日のニュースよりそのまま引用です

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ヤンゴン証券取引所、売買は低調

ヤンゴン証券取引所のテ・トゥン・ウー上級部長によると、同取引所で株式の売買を行っているのは、1日あたり数千人しかいないことがわかった。売買を仲介する証券会社5社に取引口座を開設した人は約2万人いるが、現在1日あたりの出来高が低調だという。

 

同部長は「上場されている銘柄が3つしかないため、国民の関心が薄くなっている」とコメントした。

 

ヤンゴン経済大学の元教授イー・イー・ミィン氏は「ミャンマー国民は短期間で利益が得られる投資案件しか興味がない」と分析した。
[7Day Daily] 2016/10/22

 

(引用元:ミャンマージャポン10月22日)

http://myanmarjapon.com/newsdigest/2016/10/28-001342.php

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3銘柄って!

そしてこの身もフタもない教授の分析たるや