開発途上国の活動で大切なこと 【ミャンマー第7回】

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ミンガラバー

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか。私は現地ローカルスタッフからもらった観葉植物を枯らしてしまいました。ヤンゴンの日差しに耐え切れず、たった1日足らずでカラカラになってしまったのです。その挙句、カラカラ葉っぱも半分くらいハトに食べられてしまいました…。

 

さて、こちら読んでくださっている人の中には、海外に出て世の中をよくしようと考えている人もいるかと思います。

ミャンマーに限らずあらゆる開発国で仕事をするにあたって、全ての渡航者が必ず守らなければいけない大切なこと一つがあるので書きます。

 

大切なこと…

それは、とにかく安全管理を徹底することです。

裏返すと、開発途上国で死んではいけないということになります。

 

その理由は、あなたが死んだら家族や友達が悲しむからということではありません。開発国には、JICA、ユニセフ、国際連合をはじめとする大型の国際機関をはじめ、数十から数百を超えるNGOが援助活動を行っています。もし、あなたが途上国で亡くなってしまった場合(とくに、安易に危険地域に足を踏み入れ、紛争に巻き込まれるなどした場合)、外務省がその国で活動を行うことは危険だと判断し、国際機関の活動が縮小します。

先日安倍首相がミャンマーに8000億円投資するというニュースがでていましたが、ODA案件には数億円以上のコストをかけ、何年も継続している案件もあります。外国人一人が亡くなることによってそれらがストップし、その恩恵を受けていた途上国の人々の生活が脅かされてしまうのです。

 

というわけで、知識や経験のない人間が、興味本位に危険地に行くのはやめましょう。開発途上国では、安全管理やその国の危険情報に気を配り、あなた自身が安全に生活することが大切です。