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PRESENT
社員とKAIGO
2022.08.11

「私、100歳目指して頑張るからよろしくね」

その一言で実感した、未来への確かなビジョン

介護サービス事業部 赤沼 千尋

INTRO
DUCTION

さくらの目指す未来は、介護を必要としない社会です。
とても壮大な目標ですが、確かな手応えがあります。

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社員とKAIGO

「私、100歳目指して頑張るからよろしくね」

その一言で実感した、未来への確かなビジョン

コンシェルジュという仕事

― 現在のお仕事について教えて下さい

私は主にサービス付き高齢者向け住宅で、入居者様の日々の生活でのお困りごとを解決する、コンシェルジュのような仕事をしています。

― 「コンシェルジュ」というのは、一般的な理解であってますか?

はい。ホテルやマンションでご要望にお応えする方々と同じ仕事と考えています。
例えばあるときは、行政機関に提出が必要な書類の準備をお手伝いしたり、また別のときには、失くしてしまったものを探すお手伝いをしたり、生活必需品の手配を代行したり、内容は多種多様です。

― それはとても大変なお仕事ですね

確かに、考えながら動かなければいけないので、簡単では無いかもしれません。でも、それぞれのお困りごとを直接解決することができるので、とてもやりがいがあります。対応の数だけ「ありがとう」の言葉を直接いただけるのもモチベーションに繋がっています。

― 他に新卒採用にも携わっているそうですね

そうです。私自身、大学新卒で入社後ずっと介護職(しかも未経験スタート)として働いている若手ということもあり、これまでの経験が、就活中の学生を後押しできるエピソードの一つとなると考えて取り組んでいます。

人に寄り添えるような仕事がしたい

― 入社を決めた理由を教えて下さい

さくらとは、大学で行われた合同企業説明会で出会いました。

入社を決めた理由は大きく2つあります。

 

ひとつは、さくらの事業に魅力を感じたからです。

さくらと出会い、介護が持つ社会貢献性の高さを知りました。さらに介護の会社ではなかなか見ないような事業の多角経営を行っているという点に魅力を感じました。「人に寄り添えるような仕事がしたい」と漠然とした想いを持っている中で、これだと思う瞬間でした。

 

ふたつめは、さくらの人に魅力を感じたからです。

合同説明会で出会った先輩社員の方々や、その後に参加した単独企業説明会で話してくださった中元社長が、自社のこと、自身の夢や目標について熱く語る姿を見て「かっこいいな。自分もこんな大人になりたいな」と思い、入社を決意しました。

― 人の魅力について更に教えて下さい

社長をはじめとして、社員一人ひとりが大なり小なり何らかの夢や目標を必ず持っています。

そして、それを達成するために日々挑戦している姿はかっこいいなと思いますし「自分も人としてもっと成長したい」と思わせてくれます。

また、こういう人たちの努力があるから日本初、世界初の取り組みが創出され、実現されているのだなと感じます。

― 挑戦したいことはありますか?

直近ですと、介護職唯一の国家資格である介護福祉士の資格取得を目指しています。

その後は、社会福祉士、ケアマネジャーなど介護に関わる資格の取得をしキャリアアップしていきたいと思っています。

「100歳目指して頑張る」
という言葉が意味するもの

― 目標を教えて下さい

私たちに期待されていること、つまり、誰もが最期まで健康で、楽しく、役割を持って長生きできる社会を創ることが目標です。

― 壮大な目標ですね

はい。私たちさくらCSは、介護を必要としない社会を目指して日々取り組んでいます。もちろん、すぐに実現できるものでは有りませんので、地道な取り組みの先にと考えています。

とはいえ、今でも楽しく、役割を持って、つまり生きがいをもって暮らすお手伝いはできていると思います。

― 具体的なエピソードはありますか?

ある90代の利用者様は、ご家族と離れて1人暮らしをされていました。

 

入居された当初は、食事も召し上がらず、入浴もされず、部屋に閉じこもりがちでした。それでも職員一同、根気強く工夫を凝らしながらお誘いのお声がけをし続けると、次第に食事や入浴にも自分から訪れるようになり、デイサービスにも足を運んでくださるようになりました。

― 粘り強い努力の成果ですね

そんなある日、入浴介助中にその利用者様がふいに「こんなに痩せちゃって…歳は取りたくないね」と切り出されました。そして「でも、ここの職員さんはみんな親切だから。100歳目指して頑張る」とお話してくださいました。

 

その後、利用者様のご家族からも「前向きになったようでよかった」とのメッセージをいただきました。

 

私たちとしては、何か特別なことをしてきたつもりはないし、何がきっかけで気持ちに変化があったのかは正直分かりません。ですが、職員の日ごろの努力が実った瞬間だったように思います。

誰もが自分らしく生きるために

― 最期にやりがいについて教えて下さい

介助のあとなど、自分の行った仕事に対して、利用者様から直接即座に「ありがとう」の声を頂ける、そのことに喜びや達成感を感じています。

― 未来へ一言

「本当は家族と一緒に居たいけど、こんな状態じゃ家族に迷惑をかけてしまう」とか、「自力で生活したいけど、身体が動かなくなってきて難しい」といった声が無くなるように、自分自身ではキャリアアップを目指して、さくらとしては、介護を必要としない社会を目指して取り組んでいきたいと思います。

 

そして、だれもが生涯現役で、その人がしたいことができる、そんな仕組みを作っていけたらと思っています。今はまだ、模索の段階ですけどね。

新しい健康的な価値を世界へ〜さくらCSHDについて

さくらCSホールディングスは、「⾼齢者⽣活⽀援」「介護⼈材の養成」「就業サポート」を中⼼にさらなる発展に向けて「グローバル⼈材⽀援」「ITソリューション開発」「⼦育て⽀援」といったグローバルコミュニティ創成の6⼤事業を展開しています。

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INTERVIEW
介護サービス事業部
赤沼 千尋

2015年入社。
サービス付き高齢者向け住宅でのコンシェルジュ業務。2023年度新規採用プロジェクトメンバー。

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