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ミャンマーから!インターンシップが来ます

先日11日~13日にかけて3ヶ月ぶりにミャンマーへ訪問しました。

雨季のヤンゴンはねっとりとした暑さで、ちょうど涼しい札幌とは真逆の気候です。到着は20:00を過ぎていたこともあり、寄り道せず空港でタクシーを拾ってホテルへ。「エアコンをつけてくれ」という要望もむなしく、ドライバーは笑顔で窓を開けてくれるのでした。

 

今回、ミャンマーに訪問した目的は、観光インターンシップのオリエンテーションです。ミャンマー国内の大学から15名の学生さんを募集し、北海道内の事業所へご紹介させていただいております。インターンシップでは日本の「おもてなし」サービスを実際にミャンマーの学生に学んでいただき、今後の就職活動やキャリア形成に活かしていただくことを目的にしています。

 

訪問先の国立大学「National Management Degree College」では49名の応募者の方に参加していただきました。ミャンマーでこういったオリエンテーションを開催すると毎回思うことですが、本当に皆さん熱心に話をきくのです。異国の地でトライしたいという冒険心は日本人も見習わないといけませんね。

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ミャンマー健康スポーツ省ご一行が北海道を訪問されました。

皆さんミンガラバー

5月29日よりミャンマー健康スポーツ省総局長ほか4名様が当社招聘のもと、北海道を訪問いたしました。ミャンマー国内でのケアギバーの人材育成制度を構築することが目的のスタディツアーです。

到着後はNHK取材を受け…

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当社の介護施設を視察し…

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社内で勉強会を行い…

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北海道内の様々な施設様を訪問させていただきました。

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日本の介護制度を深く学ばれ、皆さまご帰国されました。充実した視察旅行となり、日本をモデルにミャンマーのケアギバー人材育成制度が構築されていくようです。高齢社会の深刻化が謳われておりますが、介護先進国である日本が世界の高齢化問題を積極的に解決する姿勢が問われているのではないでしょうか。

みずほ情報総研様調査事業報告書に掲載されました

こんにちは!

さくら開花前線も北上していますが、札幌の開花宣言予想では4月29日となっているようですね。北海道では桜の開花が、大型連休と重なるのです。

 

みずほ情報総研様より、平成28年度老人保健健康増進等事業として切迫した政策課題となっている様々な事例の検討がされました。 その中の「介護サービス等の国際展開に関する調査研究事業」報告書にて、日本の介護サービス 等の海外進出概要として弊社の取り組みをご紹介して頂きました。

 

「介護サービス等の国際展開に関する調査研究事業報告書」

https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/pdf/mhlw_kaigo2017_05.pdf

海外事業についても、新たな取り組みが進んでいます。
皆様のご期待に沿えるよう、これからも邁進してまいります。

新年あけましておめでとうございます。

ミンガラバー

新年あけましておめでとうございます。

こちらは相変わらず夏のような気候で、新年の特別な催しなども少ないので「年明けたなぁ~」という感じは全くありません。ミャンマー企業は4月の水祭りシーズンに長期休みに入るので、年末年始は平常通りの運転です。

 

ミャンマーは2016年、大きな動きがありました。

・アメリカの経済制裁解除

・イオン1号店のオープン

・国内線新ターミナルのオープン

・日本からの8000億円の援助

・キリン一番搾りの発売

 

 

・過熱化する紛争・宗教問題

・バガン近郊で発生した地震  などなど

 

日本にいると気に留めることはないようなニュースかもしれませんが、

国際的には注目される内容も多いです。

百聞は一見にしかず、興味ある方は実際にミャンマーを訪れてみてはいかがでしょうか。

 

本年もよろしくお願いいたします。

ミャンマービザ申請費用が値上げへ【第9回】

ミンガラバ~

 

今年も早いもので12月になりました。日本は寒さが厳しくなってきている頃でしょうか。ミャンマーもちょうど今が冬にあたり、ヤンゴンは空気がカラっとして過ごしやすい気候が続いています(といっても最高気温は30度以上ありますが…)。

 

さて、2016年12月2日よりミャンマー入国ビザの料金が大幅値上げとなりました。ビジネスビザの1年マルチは24,000円から63,700円への値上げで、これは世界共通の料金となります。今回の値上げでは、駐在者のよく知る「70日ルール」が撤廃され、長期滞在者は今までのように2ヶ月ごとに近隣国へ出国する必要がなくなったようです。ですので、長期で滞在される方にとっては負担が少なくなり、観光目的や頻繁に日本とミャンマーを行き来する方にとっては負担が大きくなります。

 

この値上げの通達も、さすがミャンマーと言いますか、当然のごとく値上げ当日の発表でした。この圧倒的直前対応に驚いていては、ミャンマーで生きていくことはできません。ヤンゴンからネピドーに首都が移管されたときも多くの国民は新聞で当日知ったそうです。日本で例えるなら、朝起きたら首都が東京から愛知あたりに変わっていたという感じでしょうか。まあそれはいいとして、大使館や入国管理局も混乱が極まっており、通常よりもビザの取得に時間がかかっているようなので、VISA申請はお早めにお済ませください。

世界三大仏教遺跡のバガンへ【第8回】

バガンは壮大な遺跡でした。広大な土地に点在し、森林の中から覗かせる煉瓦造りの仏塔は、ヤンゴンの喧騒から切り離され、静かに時が刻まれるのを待っているようです。これらは「ラピュタの空中都市が現実の世界に広がっていた」そんなイメージも想起させます。皆さんは、ミャンマーが誇る世界三大仏教遺跡の一つ、バガンをご存じですか。私は先日初めて訪れ、景色に圧倒されてしまいました。

 

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バガン遺跡に林立する仏塔の数は3000を超え、その多くが11世紀から13世紀にかけて建てられました。その建築方法はずっと解明されていないままでしたが、経済開放と民主化が進んだ近年になって初めて、調査が進んできています。
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また、バガンはユネスコの世界遺産に登録されていません。ミャンマー政府がバガンを世界遺産に登録しようと試みておりましたが、以下の理由で登録が認められませんでした。

・電飾を使った仏像の装飾
・近代的な建材を使用した仏塔の修復
・展望台
・ゴルフコース

私はこれらに関しては気になりませんでしたが、仏塔の中にホウキやゴミ箱が目に見えるところに置かれていて、生活感を感じさせることもありました(笑)こういった点はぜひ改善してほしいですね!バガンはヤンゴンから飛行機で1時間半程度で到着しますので、ミャンマーに来た際はぜひ立ち寄りください。

 
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開発途上国の活動で大切なこと 【ミャンマー第7回】

ミンガラバー

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか。私は現地ローカルスタッフからもらった観葉植物を枯らしてしまいました。ヤンゴンの日差しに耐え切れず、たった1日足らずでカラカラになってしまったのです。その挙句、カラカラ葉っぱも半分くらいハトに食べられてしまいました…。

 

さて、こちら読んでくださっている人の中には、海外に出て世の中をよくしようと考えている人もいるかと思います。

ミャンマーに限らずあらゆる開発国で仕事をするにあたって、全ての渡航者が必ず守らなければいけない大切なこと一つがあるので書きます。

 

大切なこと…

それは、とにかく安全管理を徹底することです。

裏返すと、開発途上国で死んではいけないということになります。

 

その理由は、あなたが死んだら家族や友達が悲しむからということではありません。開発国には、JICA、ユニセフ、国際連合をはじめとする大型の国際機関をはじめ、数十から数百を超えるNGOが援助活動を行っています。もし、あなたが途上国で亡くなってしまった場合(とくに、安易に危険地域に足を踏み入れ、紛争に巻き込まれるなどした場合)、外務省がその国で活動を行うことは危険だと判断し、国際機関の活動が縮小します。

先日安倍首相がミャンマーに8000億円投資するというニュースがでていましたが、ODA案件には数億円以上のコストをかけ、何年も継続している案件もあります。外国人一人が亡くなることによってそれらがストップし、その恩恵を受けていた途上国の人々の生活が脅かされてしまうのです。

 

というわけで、知識や経験のない人間が、興味本位に危険地に行くのはやめましょう。開発途上国では、安全管理やその国の危険情報に気を配り、あなた自身が安全に生活することが大切です。

【海外インターン】第1回 海外インターンシップ生受け入れ

みなさんこんにちは!本社管理部勤務の小林といいます。急ではありますが、みなさんは外国の方々と関わったことはありますでしょうか?当社では10月より3か月間、海外インターンシップ生を受け入れることになりましたので、今後当ブログにて紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

さくらに来ているインターンシップ生はインドネシアから来ました、とても親しみやすいティアン(Muhammad Hartryan)さんと、ベトナムから来ました、元気で笑顔が素敵なリン(Dien Thi Ngoc linh)さんのお二人です。

ティアンさんはインドネシアのトップ大学である、国立インドネシア大学で経営学を専攻している大学3年生です。小学生と高校生時代を大阪と東北で過ごしており、日本語はA判定を持っています。

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 ティアンさん

 

 

リンさんはベトナムのホーチミン市法科大学で経営管理を専攻しており、今年卒業しています。日本語はB+判定で、ベトナム語、日本語の他にも英語、中国語を話すことができ、TOEIC910点を持っています。リンさんは世界中の人と出会ったり、グローバルな企業で働くチャンスを得るために、日本語を含め様々な言語を学んできたそうです。

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リンさん

 

 

次回はインターンの受け入れを行うことになった経緯やインドネシア、ベトナムの紹介をしていきたいと思います。お楽しみに!!

 

第5回「ミャンマー犬」

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ヤンゴンでは、のら犬がそこらじゅうを闊歩しています。日中は餌を求めて歩き回り、暑い日は昼寝をしているだけなので、遠くから見るぶんにはかわいらしい存在です。もちろん、彼らは狂犬病などの感染症に感染しているリスクがありますから、触ってはいけません。そのことを頭で理解したうえで、遠目で愛でる分には問題ないだろう…と思っていました。

 

早朝5時頃、仕事の前に少し運動しようと思って外に出た時のこと。暗さもあってか言葉にならない違和感を覚えました。日中に出店していた屋台が消え、黒い土嚢のようなものがあちこちに散らばっています。おそらく、屋台の商品かなにかを袋に入れておいてあるのだな、いや、それにしても少し異様だな…そう思ってそのまま通りすぎようとしました。そのとき、その袋からピョコンと耳が生えたのです。いや、丸まっていた犬が暗がりの中で袋のようなものに見えていただけで、そこにはたくさんの犬、犬、犬…しかも、怒っている!どうやら犬の縄張りに足を踏み入れてしまったようです。あわてました。

 

そのとき、近くのホテルの警備員さんが出てきて、すごい剣幕で犬たちを追い払っていただきました。あのおじさんがいなければ今頃私は狂犬病になっていたかもしれません。いやあ、こちらの生活にも慣れてきたころですが、油断は禁物ですね。